みなさん、月々のスマホ代、いくら払ってますか?
格安スマホの普及のおかげで、ひと昔前に比べてスマホの使用量は格段に安くなりました。
それでもなお、昨今の物価高騰を受けて、まだまだ固定費は削減したいところ。
今回は楽天モバイルを使って、月々のスマホ代を無料にする方法について紹介です。
※内容終盤に注意点についても記載してますので、最後までご確認ください。
株主優待を利用する
最初から見出しに結論を記載しました。
そう、楽天グループの株主優待を利用すれば、楽天モバイルで月々のスマホ代を無料にすることが可能です。
実際の株主優待の内容がこちらです。
楽天グループ(証券コード4755)株主優待 2024/12/2時点
優待内容 | 優待獲得株数 |
「楽天モバイル」音声+データ通信(30GB)1年間無料 | 100株以上 |
月に30GBまでの通信を上限として、その利用料を1年間無料にするという大盤振る舞いの優待内容になってますね。
既に楽天モバイルで「Rakuten最強プラン」を契約しているユーザーは、30GBまで使うと月々税込み 3278円 の使用料となるため、株主優待を獲得すれば実質 3278円 × 12ヶ月 = 39336円 と、約4万円の節約となります。
株主優待の獲得数には楽天グループ(証券コード4755)の株式を100株以上保有する必要があります。
一株当たりの株価は 2024/12/2 の終値で 847.2円 であるため、100株の約8万5千円で株を持てば、この優待を獲得することが可能です。
投資としても、実質約47%のリターンが確約されている、驚異的なものとなっています。
株主優待を獲得するには
約8万5千円で楽天グループ株を持つことでこの優待を獲得できると述べましたが、より具体的にはこの優待の獲得を決定づける権利確定日に、楽天グループの株を保有している必要があります。
2024年の権利確定日は12月26日(木)。
この日までに、証券口座から楽天グループの株を買い、保有していることが必須条件となりますので、優待を狙う場合は機を逃さないようにしましょう。
もし証券口座を持っていない、という方は、急ぎ口座開設が必要となりますが、オンラインで口座開設が完結し各種手数料やサービスレベルの高いネット証券がおススメです。
具体的には、
- SBI証券(SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)
- 楽天証券(みなさまに選ばれてNo.1 | 楽天証券)
のいずれかで口座を開設すれば間違いありません。
不明点があってもわかりやすい説明動画なども用意されているので、まずは口座開設からやってみましょう。
めでたく権利確定日に楽天グループの株を保有していれば、後日郵送で株主優待による楽天モバイルの使用料を無料にするための案内が届きます。
楽天モバイルを契約していれば自動的にスマホ代が無料になるわけではなく、郵送される案内に沿って無料にするための申請手続きが必要となるため、忘れないようにしましょう。
優待における注意点
株主優待制度を使用したスマホ代の節約術ですが、注意点もあります。
この株主優待内容は、2023/12/27に始まったようで、2024年分以前ではまだ一度しか実施されていません。
楽天が楽天モバイルを立ち上げて以降、ユーザー数の獲得に奔走しているのは有名な話なので、当時この優待制度もユーザー数を増やす狙いが大きかったと予想されます。
加えて、楽天グループの公式ホームページでは、2024/12/2時点では2024年末におけるスマホ代無料の株主優待実施の公式アナウンスがまだ無いようです。
証券会社の株式情報等で楽天グループの株主優待について確認するとスマホ代一年無料の記載がありますが、あくまでも去年実績であり、今年も実施されるかは公式アナウンスがあるまでは安心できないかもしれません。
そのため不安な方は公式アナウンスの情報を待ち、実施が確定してから楽天グループの株を購入した方が堅実でしょう。
※12/10追記
2024年12月6日に、楽天グループ公式ホームページより楽天モバイル一年無料優待が発表されました。
希望の方は権利確定日までに保有するよう、準備をしましょう。
スマホ代節約のためにも株主優待について期待を膨らませ、楽天モバイル契約者の方はもちろんのこと、他社を契約中の方もスマホ代節約を目的に乗り換えるのも一案としてはいかがでしょうか。