ブランド品が欲しくなったら読むページ

マインド

ブランド品は、その価格や希少性、ブランド力に裏打ちされた魅力を持っています。

わかりやすいもので服や時計、バッグ等がありますが、キッチン用品や家具、シャンプーや芳香剤といったあらゆるジャンルの製品にブランド品があります。

この投稿では今ブランド品を買うか迷う貴方へ、その判断を下す一助となる思考を記述しています。

買うことを推奨も、断固否定もしません。

これを読む貴方がブランド品を適切に選び、楽しむことができれば幸いです。

基本的には不要

まず前提ですが、貴方もご存知の通り、”ブランド”そのものは不要です。

水や空気、暖を取るためのものなど、生死に関わるものは間違いなく必要ですが、貴方が所有するものにブランドがあろうがなかろうが、貴方の生死には無関係で、その機能も変わらないはずです。

必要不可欠ではないですが、ブランド品には付加された独自の価値があります。

それはブランド品が持つ社会的ステータス、職人技やデザイン、品質へのこだわり、所有する喜びなどがあるでしょう。

ただこの世には過剰なまでに高級ブランドを身に纏うことに腐心して、実は手元にお金があまりないという、見栄のために身を削る人々がいるのも事実です。

まずはそういった過剰なブランド消費を見直し、ブランド品は必要不可欠ではなく、娯楽として適度に楽しむものと認識しましょう。

買う前に自身へ投げかけたい3つの質問

貴方が今欲しいと思うブランド品。

その購入が貴方にとって最適かどうかを見極めるために、購入前に以下3つの質問を自分自身に投げかけてみましょう。

ここで出る自分の答えが、そのブランド品を見極める肝になります。

①そのブランド品は、自分にどれだけの価値を与えてくれるか

この質問は衝動的な消費を抑え、より意味のある選択を促します

そのブランド品に自分が求める価値が、所有することの満足感なのか、品質なのか、機能なのか、または他者からの評価やステータス依存なのかを明確にしましょう。

仮に他者の目がなくても欲しいと感じるなら、それは自分軸に沿った自分らしい消費と言えるでしょう。

また自分軸に沿っていても、そのブランド品が提供する価値が本当に相応しいのかを見極めることが大切です。

②すでに所有しているブランド品は、今も購入時と同じ輝きを放っているか

この質問は、過去のブランド品購入がただの消費行動だったのか、本当に長く愛せるモノを選ぶ適切な判断であったのかを判定します

もし既に所有するブランド品の大半が、購入時と比べその輝きが大幅に薄れているなら、新たに購入するブランド品も同じように価値を失う可能性があります。

しかしその中に今も輝きを保ち続ける物があれば、その時と同じ選定基準や動機で選ぶことで、新たに購入するブランド品の価値もあなたの中で輝き続けるはずです。

原則としてモノ消費は買った瞬間が幸福度のピークと言われますが、比較的金額が膨らむブランド品については特に慎重になってみましょう。

③そのブランド品を買わなかった場合の金額は、私にどれだけの富をもたらすか

この質問は、ブランド品購入のあなたにとっての優先度を測ります

購入を控えることで得られる金額は、貴方に富をもたらすことができます。

例えば25万円のバッグが欲しいとしても、それを控えて毎年4%の配当が出る株式投資に回した場合、その25万円は毎年1万円を貴方に生み出し続けます。50万円なら倍、100万円なら4倍です。

上記は一例ですが、こうした金額が自分にもたらす富とブランド品の価値を天秤にかけることで、どちらが自分にとって本当に価値があるかを見極められるでしょう。

ブランド品に関する著名人の言葉

ここであえて、ブランド品に関する著名人の言葉を肯定的・否定的なものを3つずつ紹介します。

ブランドと言ってもここの言葉集ではファッションが主軸に語られてますのであしからず。

自身にとってどの言葉が意識に触れるかを感じ取ってみましょう。

肯定的な言葉

ブランドはただの名前ではなく、物語と品質の象徴である。

– カール・ラガーフェルド –

良いデザインは視覚的にも機能的にも人生を豊かにする。

– トム・フォード –

より少ないものを買いなさい、そしてそれを賢く選びなさい。

– ヴィヴィアン・ウエストウッド –

否定的な言葉

高級ブランドは、自分に自信の無い人に対する罰金だ。

– 西村博之 –

最も豊かな人は、最も少ないもので満足できる人である。

– ソクラテス –

人々はブランドを身に着けることで自分自身になれると信じているが、それは錯覚だ。

– アンディ・ウォーホル –

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今貴方が欲しいと思うブランド品が、あなたにとって買う価値のあるものか、そうでないのか、なんとなく頭に浮かんでいるのではないでしょうか。

もしこの投稿が貴方の一助となれば、今回に限らずまたブランド品の購入を迷った時にお読みいただけると幸いです。

あなたにとって幸福度の高い選択ができることを祈っております。

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