【楽天グループ株主優待】eSIMで優待回線を使うと簡単に機種変ができない

生活改善

楽天グループの株主優待は、なんと楽天モバイルの30GBプランが1年間無料で使えるという非常にお得な特典。

スマホの通信費がゼロになるということで、「これは使わない手はない!」と喜んで申し込む方も多いのではないでしょうか。

この楽天モバイルの優待回線、eSIMか物理SIMのどちらを利用するか選べるのですが、優待利用中に機種変する可能性がある方は物理SIMをオススメします。

本記事では、私自身が体験した「eSIM選んで後悔した話」をもとに、なぜ機種変更の可能性がある人は物理SIMを選ぶべきなのか、その理由を詳しくお伝えします。

場合によっては機種変のeSIM移行には一ヶ月以上要する可能性があります。

※本記事は2025年8月から利用分の楽天モバイル優待の体験を元に記述しています。
 他年度の優待とは内容が相違する可能性がございます。

実体験:機種変しようとしたら、eSIMの問題点が浮き彫りに

楽天グループの株主優待で楽天モバイルを申し込む際、eSIM物理SIMのどちらを利用するか選択することができます。

  • eSIM:電子化されたSIMで、物理的な実態は持たず端末にデジタルで設定できる仕組み
  • 物理SIM:従来のSIMで、実際に小さなSIMカードを物理的に端末へ差込む

私は特に理由なく「eSIM」を選び、6月に楽天モバイル優待のeSIMが届いた(QRコード)後も、特に問題なく使えていました。

eSIMを利用し始めて2週間後、新しいスマホに機種変しようとしたところ、思いがけない壁にぶつかります。

優待のeSIMは簡単に機種の移行ができない

そう。楽天優待回線のeSIMは、機種変更時に簡単に移行できるものではなかったんです。

具体的には、eSIMは端末に一度登録してしまうと簡単に機種間の移行ができず、新端末へeSIMを登録するには再発行が必要でした。

画像引用元:楽天株主優待案内ページ
モトマ
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よく見ると株主優待の案内サイトにもQ&Aにちゃんと書いてありました。

こういうのよく確認してから申し込まないとですね〜。

機種変においてeSIMを新端末に移行するには再発行が必要で、その再発行に結構時間がかかります。

ちなみにSIMの再発行には、楽天の株主専用に再発行の申請フォームが用意されています。(←クリックで申請フォームページにジャンプします)

私は申請時についでに問い合わせも入れてみたんですが、「再発行には最長1ヶ月以上かかる」と返答がありました。

結局、再発行のeSIMが届くまでの間は新しいスマホを使うことができないので、仕方なく旧端末を使い続けるしかありません。

モトマ
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「せっかく新しいスマホを買ったのに、eSIMを選んだが故に使えない」という状況に。
事前に機種変について確認を怠ったせいですが。

eSIMは複数SIMの併用時などに便利ですが、柔軟性は少し物理SIMに劣りますね。

特に、「株主優待でもらえるような“特殊なSIM”」の場合、取り扱いを十分に確認すべきです。

物理SIMなら機種変もSIMカード差し替えのみ

楽天優待回線ではeSIMか物理SIMかを選択できるので、優待回線の利用期間中に機種変を予定している方は、物理SIMを選ぶことをオススメします。

物理SIMなら旧端末から新端末への差し替えのみ。これで機種変が完結します。

注意点としては、最近はeSIM化の潮流が進み、物理SIMが差し込めない端末もありますのでご自身の端末が物理SIMに対応しているかをご確認ください。

モトマ
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iPhoneも日本版はまだ最新のiPhone16にも差し込めますが、

米国版はiPhone14以降、物理SIMの差し込みスロットが存在しません。

既にeSIMの人も、機種変予定があれば先に物理SIMを再発行しておくのも手

楽天優待で既にeSIMを利用中の人で、利用期間一年の間に機種変が予定されている、または可能性のある人は、今のうちから物理SIMを再発行しておくのも一つの手です。

前述の通り、SIMの再発行には1ヶ月ほどかかる場合があります。

再発行は専用の申請フォームから行いますが、ここで「eSIM→物理SIM」の変更も可能です。

機種変前に物理SIMに変更しておけば、実際の機種変時にはスロット差し替えで済むのでスムーズでしょう。

楽天優待回線じゃなければ、本来はeSIMの移行もスムーズ

これまで楽天優待回線はeSIM利用時の機種変が少々手間だと解説してきましたが、優待回線ではない普通契約の楽天モバイルはeSIMの移行も簡単です。(楽天モバイルの名誉のために言っておきます笑)

参考:楽天モバイルでの機種変更方法

モトマ
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キャリア利用中の機種変なんてよくあることなので、eSIMの移行は本来簡単にできて当たり前なんですよね。
優待回線が特殊なだけです。

これは楽天モバイルに関わらず、各キャリアでも同様かと思います。

特にiPhoneでは、eSIMクイック転送という機能を使えばほぼ1アクションでeSIMを移行できます。

ここではあくまでも、eSIMでの機種変が大変なのは楽天の優待回線に限った話になります。

まとめ:これから優待を使う人へのアドバイス

楽天グループの株主優待で楽天モバイルを1年間無料で使えるのは、本当にありがたい制度です。

だからこそ、その1年をストレスなく、最大限に活用するためには「最初のSIM選び」結構重要だったりします。

私のように、何気なくeSIMを選んでしまうと、後から機種変更で大きな時間的ロスや手間が発生するかもしれません。

特に機種変更が予定されていたり、その可能性がある場合は、物理SIMの利用を検討してください。

便利な一方で落とし穴もあるeSIM。

だからこそ、「失敗談から学ぶ選択肢」として、この記事が皆さんの参考になれば幸いです。


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