ソロキャンプ、楽しんでますか。
キャンプにも色々なスタイルがあり、また人数等よって最適なアイテムが変わりますよね。
今回はあえてソロキャンに対象を絞り、キャンプに必須となるファニチャー系アイテムを5つ紹介します。
いずれのアイテムも、ほかでもなくソロキャンプだからこそ、その魅力が光るものになってます。
選定基準
ソロキャンといっても車やバイク、自転車や徒歩などで持ち歩けるサイズ等は変わりますが、ソロキャンの良いところは一人しか使わないので、何でも必要最小限のサイズを追求できるところ。
車などでは大きな荷物も運べますが、今回はソロキャンの利点を活かし、どの交通手段でも運べるように収納サイズが小さいことを正義としてます。
これを踏まえ、本稿でのソロキャン正解アイテムの選定基準は以下です。
- 収納サイズが小さくコンパクトであること
- 当然キャンプでの使用感が快適であること
- 高品質であり永く使い続けられること
テント編:Ogawa Stacy ST-Ⅱ
まずキャンプの要であるテントは、Ogawa Stacy ST-Ⅱです。
ソロキャン界ではいわずと入れた名作です。
なによりも設営が容易で、一人でテントを立てねばならないソロキャンには最適と言えます。
さらに大人一人がどっしりと座れる広い全室もついていて、このテントひとつあればタープも不要です。
収納サイズもコンパクト、内室の床面積も150×220cmとソロだと広く使えます。
画像とは色違いにサンドベージュがあり、また同型に冬用のスカートを備えたダークブラウンカラーの”ファルダ”というモデルもラインナップされています。
チェア編:Helinox チェアワン
チェア編ではこちらも名作、Helinoxのチェアワンをセレクト。
なによりもコンパクトな収納性が最高です。
それでいて座り心地を犠牲にしておらず、単に広げるだけのチェアと遜色ない快適な座り心地です。
厳密にはHelinoxでなくても、同じように骨組みを組み立て座面を装着する類似商品は数多くあり、使用感や座り心地はあまり変わらないためそちらでもよいかもしれません。
しかしやはりHelinoxは合金製ポールや座面の素材が高品質で、類似品と比べても永く使用できるでしょう。
それにHelinoxなら、カラー展開やサイズ違い、オプションの装飾品も豊富です。必ずお気に入りの一脚を見つけ出せます。
テーブル編:ZEN CAMPS Air-2 Table
テーブルはこちら。ZEN CAMPS の Air-2 Table。
他では見ないユニークな二段テーブル。
コンパクトなテーブルというと、SOTOのフィールドホッパーなどが有名ですが、実際に使ってみると結構低い。という方、多いと思うんです。(チェアを使用しない地面キャンパーには最高ですが)
ですがこのAir-2 Tableは少し高さを出しており、そして高さが出た分、中段を設置し二段になってます。この発想は素晴らしいとしか言えません。
一番上の天板も約30×30cmと少し広めになっており、収納サイズも薄くコンパクト、そして軽量と、機能性が抜群です。色違いでブラックもあります。
定価\7980と結構お値段は張りますが、ソロキャンテーブルの終着点と言える逸品です。
シュラフ編:NANGA Aurola Light
シュラフはこちらも名品、NANGAのAurola Light。
キャンプ用品の中でも特に良い物を買うべきと言われているのが、シュラフです。
夏しかキャンプしない、という方は正直ペラペラの寝袋一枚で十分です。
しかし冬は、寒い中ほぼ外に居る状態で睡眠を取るため、暖かさを確保しないと身に危険が及びます。
そこで暖かさとコンパクトな収納性を兼ね備えるにはダウンシュラフの選択は必然といえます(唯一の難点はかなりお値段が張ること)
その中でもNANGAのダウンシュラフは高品質で高い機能性を備えています。
Aurola Lightは、オーロラテックスという特殊な生地を使って防水効果が施され、シュラフ中のダウンがテント内の結露で濡れることを防いでくれます。
ダウン量も350g、450g、600g、750g、900gの中から選べ、一つだけ所有するならおすすめはオールシーズンモデルで最も汎用性と収納性のバランスが良い600gのものです。
ご自身がキャンプを行う気候や時期に合わせて選択をしましょう。
焚火台編:Tokyo Camp 焚火台
キャンプを盛り上げる一番の立役者である焚火台は、Tokyo Campの焚火台です。
やはりこの型が一番コンパクトになります。
ピコグリルを筆頭とする同型の焚火台は多くのメーカーから出てますが、Tokyo Campをセレクトした一番の要因はその耐久性の高さ。
薪や炭を乗せる鉄板の部分が薄いと、使っているうちに熱と薪の重みで結構歪んでくるんですが、Tokyo Campの焚火台は鉄板に厚さがあり、全然歪みません。
別売りで下に敷く焚火プレートや、五徳の高さを3cm低くするオプションパーツなどもあり、使い勝手の良さも抜群です。
以上がソロキャンの正解アイテム5選です。
ソロキャンにはソロキャンなりのキャンプ道具の選び方があって、そうした制約の中で厳選するのも一つの楽しみですよね。
まとめ
ソロキャンに最適なギア5選を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナ禍におけるキャンプブームの後押しもあり、キャンプギアって本当に数々の素晴らしい商品で溢れるようになりましたよね。
ただ自然を愛するキャンパーとしては、やはりキャンプギアは何度も買い替えるのではなく、良い物を、永く使うことこそが自然へのせめてもの配慮といえるのではないでしょうか。
筆者はそういった面で耐久性や機能性といった品質を重視してますが、もし皆さんの「これこそは」という逸品があれば教えていただけると幸いです。